NORTH PORT-BRECHIN 1970 (G&M C.C.)

区:ハイランド・東
蒸留所:ノース・ポート
40%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
 アロマはドライだ。あまりフレッシュ感のない熟成香に、メルカプタン臭、ピート香等が絡んでいる。香りは個性的なのだが、味の方は比較的淡白に仕上がっている。雑味感の少ない甘味は、水割りにしてもきれいに伸びる。舌触りや喉越しが非常にまろやかであり、ストレートでもいけるが、少量の水を加える飲み方がお勧めだ。酒質にやや脆弱な印象が付きまとう点は否めないが、個性的なキャラクターは評価に値する。
 この蒸留所は1983年に閉鎖され、その後に取り壊されてしまった。まだBar等でならば飲むことはできるが、比較的入手しづらいモルトのひとつである。最近、ユナイテッド・ディスティラーズ&ヴィントナーズ社のレア・モルト・シリーズのノース・ポートが発売されたが、出回っている量は少ないようだ。
 ちなみにノース・ポート蒸留所の名称からは、海や港を連想しがちだが、この場合のポートは『門』を意味しており、海とは無関係だ。この蒸留所のあったブレチン市から、最寄りの海までは12km近くも離れている。
総合評価 A